こんにちは。こころと暮らしにゆとりを追求・かのはです。
夫と子ども2人の4人家族。育児の合間の自分時間を大切に、日々工夫して過ごしています。
突然ですが、『断捨離』ブーム、長いですよね。
ネットでも、断捨離されてる方々のブログはたくさん拝見しますし、私自身もついつい覗いてしまいます。
しかし、この断捨離という言葉は、自分の中ではどうしても違和感を感じてしまうのです。
苦手というか…モヤモヤした感じです。
けっして断捨離を否定しているわけではないのですが、「私、断捨離します!」と思えないのです。
❝あくまで私は❞という話なので、断捨離の話自体は興味深いですし、断捨離のブログは面白いです。
タメになることも多いですし、インテリアの参考にすることもあります。
このモヤモヤ、何なのでしょうね。
単純に私が、流行りに乗っかりたくない ひねくれ者 なだけ?
この気持ちを少しでもクリアーにしたくて、『断捨離』について調べなおしてみました。
「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、
① 断:新たに手に入りそうな不要なものを断る。
② 捨:家にずっとある不要な物を捨てる。
③ 離:物への執着から離れる。
という意味がある。
すなわち、「断捨離」とは、不要なものを「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定概念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。(Wikipediaより)
ところで、私は『整理整頓』という言葉が好きです。
製造業などで、工場によく掲示されている5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の項目にも含まれています。
ちなみに、整理整頓とは、
整理:要るもの要らないものを分け、要らないものを捨てる。
整頓:必要なものをいつでも誰でも取り出せるよう、秩序立てて配置すること。
おや!
『断捨離』と『整理整頓』を比べてみると、【断捨】と【整理】は同じようなことを言っているように思えます。
おそらく、【離】の部分が、断捨離の本質なのでしょう。
『断捨離』は思想・マインドに分類され、『整理整頓』は行動に分類されるというイメージでしょうか。
【整頓】に関しては、もっと先のステップの行動を言っています。
ここまで考えをまとめて、なんとなく自分の中で『断捨離』という言葉の何に引っかかっているのかわかってきました。
結局、私は【もったいない】という言葉が好きなんだと思います。
【もったいない】という固定概念に凝り固まってしまった人間なのです。
断捨離で「トラック〇台分捨てました!」と言われても、まず「もったいないな」と思ってしまう人間なのです。
- 今必要でないものは、すべてゴミです
- 他人から見たら、それはゴミです
- いつか使うのいつかは、永久に来ません
- ほとんどのものは、いらないもの
よく言われるフレーズですが、そう簡単に割り切って考えられないですし、結局現状でそこまで割り切る必要性を感じていないのです。
捨てるくらいなら、できるだけリサイクルしたり、他の必要としている誰かに譲りたい、寄付したいと考えます。
片付けのスピード感はなくなってしまいますが、自分の納得する方法で物を手放さないと、また同じような物を手に取ってしまうのではないでしょうか。
ともあれ、いったん手元に置いてしまうと、このように手放すときにごちゃごちゃ考えてしまうので、今回一番大切だと感じたポイントはこれです!
要らないものは買わない、もらわない
まさに、SDGs実現のキーワードである5R活動の中の『Refuse(リフューズ)』ですね。
自分の中の片付けへの考えがまとまって、当初のモヤモヤも晴れ、すっきりしました。
心地よい暮らしがおくれるよう、環境を整えるうえで、今回再確認した『断捨離・整理整頓・Refuse』の良いところを意識して取り入れていきたいと思いました。
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