こんにちは。
こころと暮らしにゆとりを追求・かのは です。
夫と子ども2人の4人家族。育児の合間の自分時間を大切に、日々工夫して過ごしています。
2025年が始まって、もうすぐ1か月が経とうとしていますね。
「正月感」もすっかりなくなり、通常モードに突入して忙しない日々を過ごしている方も多いかと思います。
みなさんは、今年の抱負を立てましたか?
私は、年末年始は遠方の実家に長期帰省し、自宅に戻ってきてすぐに仕事や学校が始まり、その間体調を崩してしまったりして…バタバタ過ごして、新年の抱負を立て忘れていました。
しかし!
せっかくの年の初め。言い訳を並べて怠惰な生活を過ごすのは2024年で卒業しましょう!
ということで、遅ればせながら、今年の目標を立てようと思いました。
例年、何か1つ目標を設定していたのですが、年末になり、「そういえば目標忘れていた(何も行動していない)」「目標が大きすぎて、結局全然達成できなかった」と、がっかりすることが多かったなと反省すること多々…。
ということで、今年は【やりたいことリスト100】を作ってみようと思います。
方法は至って単純。自分がやりたいことを100個書き出して実行していくというもの。
ですが、そのリストを書き出して思いついたときに見返すことで、不思議と人生が充実していくのです。
実は、私は数年前にこの【やりたいことリスト100】というものを知り、実践していました。
その後、子どもが産まれたりと生活環境が変わって着手できていませんでしたが、リストを作った年は新しいことや楽しいことに挑戦できて、楽しく過ごせたと感じていました。
気を抜くと、すぐダラダラと過ごしてしまう私には、この方法は相性が良いのではと考えています。
今回は、そんな【やりたいことリスト100】について紹介しながら、自分でもその内容を復習して、2025年版のリスト作成に役立てていきたいと思います。
やりたいことリスト100とは
しばしば耳にすることもある【やりたいことリスト100】ですが、ルーツとなっているのは、著者ロバート・ハリスの『人生の100のリスト』であると言われています。
ロバート・ハリス(Harris, Robert)
1948年、神奈川県横浜市生まれのDJ、作家です。
高校時代から国内・海外をヒッチハイクで旅し、上智大学を卒業後は日本を後にし、東南アジアを放浪します。
バリ島やオーストラリアに滞在し、帰国してからはラジオパーソナリティや作家として活躍している人物です。
❝ぼくはこれから一体、どんな人生を歩んでいけばいいんだろう。19歳の時に、こんなことについてかなり真剣に考えた。❞
―というロバート・ハリスは、その結果、100の項目からなる「人生のリスト」というものを作成しました。
世界を放浪する中で見つけた「人生を楽しむシナリオ作り」、自分の生き方を見つめ直す一冊になります。
やりたいことリスト100の書き方
リストは、難しく考えずに、思いつくままにやりたいことを箇条書きに書き出してみましょう。

こんなことがしたいな、こんな生活に憧れるな…など、自分がやりたいこと・達成したいこと・挑戦したいことを書きましょう!
やりたいことの規模(大きい小さい)は考えなくても大丈夫です。
実現可能性や一貫性も気にしなくてOKです。
例えば、「痩せたいな」と考えたときに、「筋トレする」「ウォーキングをする」「食べたものを記録する」「毎日体重計に乗る」「和食を週3回は作る」「夜10時以降はお菓子を食べない」…など、関連することがあれも!これも!と湧き出てくると思います。
そして、「痩せる」の先には「健康」というテーマが思い浮かび、「早寝早起きする」「コーヒーは1日3杯までにする」「こまめに水を飲む」…という感じに、どんどん思考を広げて、リストを埋めていきましょう。
なかなか出てこない場合は、先に、「仕事」「趣味」「家族」など、ジャンル分けして書き出してみるのもおすすめです。
それから、リストは完成したら、思い立った時に何度も見返すことになるので、その時に自分の気分が上がるような工夫をするのが良いかと個人的に思います。
例えば、お気に入りのノートやちょっと奮発したノートに手書きをする。その時に、ペンもお気に入りの物を使う。
ノートでなくても、普段持ち歩いている手帳でも良いですね。その場合、シールやペンで装飾したりして、自分好みにデコレーションすると気持ちが明るくなります。
また、手書きが大変だなと思ったら、リストはパソコンで作って、プリントアウトしたものをお気に入りのノートに貼り付ける。
他にも、可愛い写真立てや額縁に入れて飾るなど、リストを見るとワクワクした気持ちになってテンションが高まるようにすると、リストを見返すのが楽しくなると思います。
やりたいことリスト100を書くときのポイント
実際に書くときのポイントを、著者が実際に100のリストを書いたときの様子を参考にしながらまとめました。
・具体的にイメージを拡げる
・統一性も現実感も必要ない
・1週間くらいかけて完成させる
・そのリストを読むと自分らしいことが大事
具体的にイメージを拡げる
例えば「作家になる」という大まかな夢を書くのではなく、もっと具体的に書くことです。
それは単純に細分化するということではなくて、遊び心やイマジネーションを使って、ビジョンをより具体的に拡げる(拡散する)という感覚です。
私なら、「沖縄に行って小説を書く」「寝る前にポエムを書く」「自伝的な恋愛小説を書く」「北欧に行って旅の本を書く」…などイメージするかなと思います。
統一性も現実感も必要ない
100のやりたいことには、統一されている必要性も、現実的である必要性もありません。
著者のリストは「ただただ、欲望と探求心の塊のようなリスト」だったそうですが、それで良いのです。
難しいことを考えず、ワクワクしながら書き出しましょう。
1週間くらいかけて完成させる
100のリストをどれくらいの時間をかけて完成させるものなのかといえば、著者は
「完成させるのに1週間かかった」と言っています。
取り組む際には、数十分で終わらせるのではなく、1週間くらいかけるつもりでやってみると良いでしょう。
思ったよりも大変な作業だと感じるかもしれませんが、やればやるほど夢中になれたら理想です。
そのリストを読むと自分らしいことが大事
出来上がった100のリストが良い出来栄えかどうか判断するために指標になるのは、「自分らしさが詰まったリストになっているか」ということです。
書いたリストを読み返したときに、「誰が何と言おうと、これが自分のやりたいことなんだ」と思えるリストになっていることが重要なポイントです。
やりたいことリスト100のメリット
【やりたいことリスト100】を実際に書いたときに私が最も感じたことは、
「頭の中に思い描いているだけより、リストに書き出して向き合うことで、自分のやりたいことが明確になる」ということです。
実際にやってみるとわかるのですが、100個書き出すのはなかなか大変です。
そのため、だんだんとささいな、小さな目標も挙げていくことになりますが、それが大切なのです。
「こんなものまでリストに入れるのはどうかな…」という小さな目標こそ、文字に書き起こしてみることで、「実は、自分はそんなこと思っていたのか」という発見になります。
また、小さな目標こそ、実行するためのハードルが低く、実際の行動に繋がりやすくなり、最初の一歩が踏み出しやすくなるというメリットもあります。
小さな達成感を積み重ねることで、自分に自信がついていき、その先にはさらに大きな目標に臨んでいけることができるのです。
やりたいことリスト100を作って、毎日を楽しもう
人により、夢や目標、理想の姿は様々です。
自分のやりたいことリストは、人に見せられるようなものでなくて構いませんし、気負うことなく自分の思うがままに書き出していくのが良いと思います。
リストを見たら、自分の人となりがわかるような、自分が表現できるようなものになっていると理想ですね。
そして、せっかく100個も書き出したのですから、1年のうち、思い立った時に何度も見返してみましょう。
やり終わったことにチェックをつけたり線を引いたりして、小さな達成感を味わいましょう。
小さな達成感の積み重ねで、きっと自分に自信が持てるようになって、今よりも自分が好きになると思います。
【やりたいことリスト100】を作って、やりたいことを可視化し、生活にメリハリをつけて、この1年を充実したものにしていきましょう!
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