【めざせ緑に囲まれた生活】憧れの月桂樹(ローリエ)挿し木に挑戦①

こんにちは。

こころと暮らしにゆとりを追求・かのは です。

夫と子ども2人の4人家族。育児の合間の自分時間を大切に、日々工夫して過ごしています。

みなさんは観葉植物は育てていますか?

子どもが産まれるまでは、ベランダガーデニングでミントやレモングラスなどのハーブを育てたり、食卓に一輪挿しで花を添えて楽しんでいました。

ですが、子どもがいるとお世話で余裕がなくなるし(おもに心の…)、花瓶は倒されるしで植物を育てるのは我慢していました。

そろそろ下の子が1歳半を過ぎて落ち着いてきたし、少しの時間ならベランダ作業もできる!ということで、長年の憧れだった月桂樹を育ててみたいな、と挑戦してみました。

考えた結果、挿し木で増やしてみることにしました。

いろんな方のブログを見ていると、月桂樹の挿し木は簡単という方もいれば、難易度が高いという方もいたり…。

ガーデニング素人かのはとしては、非常に不安です…、が!挑戦せずして諦めるのはもったいないです。

まだ経過途中ですが、記録していきます。

もくじ

月桂樹(ローリエ)とは

【月桂樹の基本情報】

  • 学名:Laurus nobilis
  • 和名:ゲッケイジュ(月桂樹)
  • その他の呼び方:ローレル(英語名)、ローリエ(フランス語名)
  • 科・属名:クスノキ科ゲッケイジュ属
  • 分類:常緑高木
  • 原産地:地中海沿岸
  • 開花期:春(4~5月)
  • 花言葉:勝利、栄光、栄誉

【特徴】

ゲッケイジュは雌雄異株の常緑高木です。

古代ギリシャでは勝利のシンボルとして知られています。

特に、勝者や優れた人物の頭上にゲッケイジュで作られた冠の「月桂冠」を戴くことは最高の栄誉とされていました。

葉に芳香があり、乾燥させて香料として主に煮込み料理に使われることが多いです。

また、実は煎じてお茶として楽しまれています。

耐暑性があり、日陰でも育ち、生育も旺盛で芽吹きも良いです。

刈り込みにも耐えることから、庭木、生垣、公園樹など広く植栽されています。

月桂樹(ローリエ)の魅力

私の思う魅力、ということですが、やはり料理に利用できるということですね。

初めてローリエを使った料理は一人暮らしの定番(?)カレーでした。

先輩から、ご自宅の庭で剪定して余っていたローリエを枝ごと頂いたので、カレーに入れて煮込んでみたのです。

その時の、喫茶店で出てくるカレーのような奥深い味!感動したのを覚えています。

その後は、カレーの他にもシチューやポトフに入れて楽しんでいました。

料理の腕が優れているわけではないですが、ローリエを入れるとワンランク上の味わいになるのが良いですね。

特にポトフは、私にとって時間や気力がない時の優秀料理で出番が多いので、かなり重宝します。

子どもが産まれてからはハーブを控えていたので使っていなかったのですが、そろそろ解禁しても良いのでは、とワクワクしています。

よくよく調べてみると、複数のサイトにて『ローリエの子ども用料理への使用は3歳以降』とありました。我が家の場合は、まだ使用しない方が良いようです。

うーん、残念。料理への利用は、もうしばらく我慢します。

月桂樹(ローリエ)の入手

月桂樹を増やすのに簡単は方法は、苗木を植え付けて育てる方法です。

苗木はホームセンターや園芸店、通販サイトなどで購入することができます。

時期はゴールデンウィークの頃(5~6月)に多く出回っています。

春と秋が植え付けに適した時期なので、秋にも販売していることもありますが、ゴールデンウィーク頃が充実しています。

価格は1,000円前後~というものが多い印象です。

月桂樹の枝は発根するまでの期間が長いため、それくらいの価格となるようです。

私の場合、動き出しが9月中旬でした。

近所のホームセンターに行っても苗が売っていなかったので、諦めてネットで購入を試みました。

フリマアプリ「メルカリ」を覗いて見たところ、挿し木やお料理に、ということで枝の状態での出品が結構な数ありました。

今年は11月頭まで暖かかった(暑かった?)影響もあるのでしょうかね。

私はそのうちの、10本セットでお安く売られている枝を購入することにしました。

挿し木を行うのに適した時期は、実は5月下旬~7月上旬なのです。

適期ではないし、苗木より挿し木は難易度が上がるので迷いましたが、物は試し、予定を変更して挿し木に挑戦です。

挿し木作業

① 枝(挿し穂)の処理

私の場合は購入した枝ですので、まず15~20cmの長さにカットします。

切り口は斜めにして表面積を広くし、吸水しやすくします。

切るときは、可能ならばナイフでスパッと切った方が良いです。

私の場合は、私が非力なのと枝が硬かったというのもあり、剪定ばさみでカットしました。

切り口は直ちに水に浸し、そのまま最低でも60分以上水につけておきます。

私の場合、水につけた後あれこれ他のことに気を取られて放置してしまい、1か月強、この写真のように水につけてしまいました(この間、容器の中の水は毎日交換しています)。

季節が進んでどんどんと寒くなっていくので、この放置は私の反省点の一つです…。

② 葉の整理

上部の葉を2~3枚程度残すようにして、下部の葉を取り除きます。

残した上部の葉は半分にカットします。

こうすることで、挿し穂の水分蒸散を抑えてくれます。

③ 挿し床の準備

鉢に底石と用土を入れます。

土は、赤玉土や鹿沼土など栄養のないもので育てた方が良いようです(栄養があると雑菌が繁殖しやすく、挿し穂の切り口が腐りやすくなるため)。

私は、家に余っていた培養土を使用してみました。

④ 挿し木をする

割り箸などで土に穴をあけて、枝を1/3~1/2の長さまで挿し入れます。

周りの土で穴を埋めて優しく押さえ、挿し穂を安定させます。

⑤ 水やり

鉢の底から水が出てくるまで、たっぷりと水やりをします。

⑥ 挿し床の管理

直射日光を避け、直接風が当たらず、湿度が高く保てる場所に鉢を置きます。

私の場合は10月末に挿し木をして、これから冬を迎えるので、室内での管理にしました。

水やりは、挿し床が乾く前に行います。

挿し木作業を終えて

月桂樹の挿し木は、他の植物の挿し木に比べて発根に時間がかかり、なかなか根気が必要です。

また、発根するまで土を乾かさず、そして挿し穂が土の中で動かないようにすることがポイントのようです。

気長に、のんびりと見守ってあげましょう。

では、長くなったので今回はここまで。

また後日、経過報告をしたいと思います。

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