こんにちは。
こころと暮らしにゆとりを追求・かのはです。
夫と子ども2人の4人家族。育児の合間の自分時間を大切に、日々工夫して過ごしています。
季節の変わり目、みなさんは体調を崩していないですか?
実は私、2週間前くらいから風邪症状(微熱、鼻詰まり、咳)があったのですが、頭痛と顔面痛が酷くなり、とうとう耳鼻科に行ってみたら「副鼻腔炎」と診断されました。
初めての副鼻腔炎。幸い、まだ軽い方らしいので、処方された薬をせっせと飲んで、休息をとりつつ回復を目指しています。
ということで、ここ1週間くらい布団の中で過ごしている時間が長かったので、スマホでインテリアの参考になりそうなサイトを見ていたのですが、私にとって大発見がありました!
ライフスタイルを表現する言葉に、「最小限のものに囲まれて暮らすミニマリスト」や、「物数にはこだわらずに、自分にとってのシンプルさ、快適さを追求するシンプリスト」などがあると思うのですが、
みなさん、【マキシマリスト】という言葉をご存知でしょうか?
「ミニマリストやシンプリストには憧れたけど、何か違う気がする」
「断捨離や捨て活をやってみたけど、結局元通りに戻ってしまう」
など、今の自分のライフスタイルに疑問を持っている方、もしかしたらマキシマリストかもしれませんよ?
マキシマリストに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
マキシマリストとは
ミニマリストの正反対の意味で使われることが多い【マキシマリスト】ですが、言葉からイメージされる「ごちゃごちゃと物で溢れた部屋(ごみ屋敷・ごみ部屋)」の持ち主ではないのです。
「マキシマリスト」という言葉はもともと芸術やデザインの分野で使用され、豊かな装飾、複雑なデザイン、強い色彩など、最大限の表現を重視するスタイルを指すために用いられてきたそうです。
現代では、この言葉がライフスタイルにおける個人の選択や価値観を表す言葉としても使われるようになりました。
マキシマリストの特徴・性格
マキシマリストの主な性格や特徴には、以下のようなものがあります。
- 自分らしさを大切にする
- 複数の趣味を持っている
- 愛着を持つ物に強く惹かれる
- 常に物欲がある
- 物や周りの環境に対してこだわりが強い
- 新しいことへの探求心が旺盛、新しい物好き
- 一度はまると、とことん追求したいタイプ
- 物を大事にする、物持ちが良い
- 物を捨てるよりは誰かに使ってもらいたい
- 部屋は整理整頓されている
- 掃除が苦にならない
- インテリアは個性的でありながらも過度ではない
みなさんは、いくつ当てはまるでしょうか?
一般的に、多趣味であったり好奇心や探求心が旺盛な人ほどマキシマリストになりやすく、無趣味や無関心な人ほどミニマリストになりやすい傾向があると言われているようです。
ライフスタイルにおける流行
インテリアやデザインの歴史を見ると、シンプルなミニマリズムと装飾や物量が多いマキシマリズムは、長い時間をかけて繰り返されています。
まさに、経済においてインフレとデフレが繰り返されているのと同様ですね。
ここ10数年ほどはミニマリズムが大きなムーブメントとなりましたが、その反動ともいえる新たなトレンドとしてマキシマリズムが若者世代を中心に広がりつつあります。
コロナウイルス流行により長期にわたる在宅時間の増大に伴い、「いかに自宅での生活を充実させるか」という動きが盛り上がりをみせました。
自分の部屋には推しや好きなものを増やして、気持ちが明るくなるように派手な要素も取り入れる。明るいカラーリングや柄物を取り入れ、どんよりとした日常に少しでも活気をもたらそうとする傾向により、マキシマリズムが支持されてきました。
マキシマリズムは、多様性や自分らしさ、推し活といった言葉が広く普及している現在の風潮と相性が良さそうですよね。
かく言う私も、このマキシマリズム/マキシマリストのライフスタイルには強く惹かれました!
お気に入りのアイテムで満たされたマキシマリストの暮らしは、毎日を豊かに楽しいものにしてくれる。
まさに、私が目指したい生活空間なのです。
マキシマリストの注意点
何に対しても言えることですが、やり過ぎるとマイナスになってしまいます。
特に好きなものに囲まれたいマキシマリストは買い物好きな傾向にありますが、欲しいものを我慢せずについつい買い過ぎてしまう時もあります。
買い物上手な人も多いですが、常に物欲をもっているので、計画的に買い物しないと浪費してしまいます。貯金もしにくいです。
また、物量が多くなればなるほど、マキシマリストの生活空間とごみ屋敷・汚部屋とは紙一重となってしまいます。
「自分ではマキシマリストだと思っていたけど、ただの汚部屋だった」ということにならないように、整理整頓は怠らないようにしましょう!
お気に入りのアイテムを最高の状態で飾りたい!
そのためには整理整頓し、掃除や収納も工夫して、自分の納得のいく快適空間を作り出したいものです。
胸を張って「私はマキシマリストです」と言えるように
世界的にみるとマキシマリストはたくさんいますが、日本では引き続き❝持たない暮らし❞の方が注目されています。
しかし、周りに流されてお気に入りの物まで処分したり、無理に❝持たない暮らし❞を選択したりする必要はないと思います。大切なのは、自分に合うライフスタイルを見つけ、お互いの価値観の違いを尊重し合うことだと思うのです。
マキシマリストは、趣味が変わったり、新しいことに挑戦して興味の幅が広がることで、お気に入りも変わり、コレクションも変化していくことでしょう。
常に進化し理想を求めていくマキシマリスト、憧れます!
私はマキシマリストです!と胸を張って言えるように、センスを磨き、要らないものを捨てて、コツコツと理想の部屋に近づけていきたいです。
みなさんも、自分の❝好き❞を大切に、周りに流されずに胸を張って、自分の暮らしを楽しんでください。
コメント